上杉博物館特別展「狩野派」永徳とその周辺
開館20周年記念特別展
上杉博物館特別展「狩野派」永徳とその周辺
この展覧会では、米沢市上杉博物館開館20周年を記念して、
当館を代表する収蔵品の1つである国宝「上杉本洛中洛外図屏風」をはじめ、
戦国時代から桃山時代の狩野派の代表的作品を展示し、その魅力にふれる機会とし、
さらに狩野派の展開、永徳の画業、そして時代の動向や価値観などを紹介します。
前期は、花鳥図や人物図などを中心に展示し、父祖正信・元信らからの狩野派の
展開などをふまえて、大作も含めた永徳の画業の全体像にふれていきます。
また、画題にも着目して、時代の動向や価値観に迫ります。
後期は、洛中洛外図屏風の成立につながる風俗画の視点から狩野派を中心とした
作品を紹介します。
描かれる人々の姿や、その場所に着目し、漢画的要素や大和絵的要素などにも
注意しながら、狩野派の展開をみていきます。
この展覧会は、必ずしも網羅的に作品を集めたとはいえませんが、
この時代の優品の中の優品をご覧いただける機会になっています。
出展して下さったご所蔵者のご厚意に感謝申し上げますとともに、
米沢の地でそれらをじっくりと鑑賞していただければ幸いです
【期間】8月7日(土)〜10月10日(日)
※9月6日(月)〜9月10日(金)は展示替えのためご覧いただけません
【休館日】8月25日(水)、9月22日(水)
【開館時間】9:00〜17:00(チケット販売は16:30まで)
【入館料】一般800円(640円)/高大生500円(400円)/小中生300円(240円)
※( )は20名以上の団体料金
※常設展とのセット券のみ販売
国宝 洛中洛外図屏風 原本展示
9月11日〜10月10日
チラシ裏面