上杉博物館特別展「上杉家伝来写真〜華麗なる人脈、米沢との絆〜」
会 期:後期2022年10月22日(土)〜11月20日(日)
国宝「洛中洛外図屏風」原本展示 10月22日〜11月20日
11月3日文化の日は どなたでも入館無料になります。
休館日:10月26日(水)
主 催:米沢市上杉博物館
料 金:常設展・企画展のセット券
一般 700円(560円)
高校・大学生 450円(360円)
小・中学生 300円(240円)
( )内は20名以上の団体料金です。
※常設・企画一体型の展示です。
11月3日文化の日は どなたでも入館無料になります。
国宝「洛中洛外図屏風」原本展示 10月22日〜11月20日
旧米沢藩主上杉家には幕末から主に昭和10年代にかけて1,300点以上の写真が伝来しています。
当館では2016年開催の企画展「上杉家の古写真」以来、写真1点ずつの整理に加え、他の写真資料の収集と比較、被写体や撮影時期の推定、文献資料との照合といった調査に取り組んできました。
この成果をもとに、本展覧会では斉憲・茂憲・憲章と三代にわたる上杉家当主と家族の肖像を通して上杉家の動向と写真との関わりを紹介します。特に最後の米沢藩主茂憲は明治5年(1872)に英国に留学、後に沖縄県令を務めたことで、現地の風景や交流した人々の貴重な写真を見ることができます。親類はじめ旧大名や明治の元勲の肖像、憲章の妻房子(公爵鷹司家出身)と友人達の写真は、上杉家の華麗な人脈の証です。米沢の邸宅や宝物、行事と名所を捉えた明治時代中期以降の写真は、上杉家と米沢の強い結びつきを物語ります。上杉家の人々が明治時代に旅した熱海や有馬温泉など日本各地の風景写真も見逃せません。
本展覧会では前後期あわせて250点以上を展示し、上杉家伝来写真の魅力と特徴、その全容に迫ります。他では見られない、まだ目にしたことのない写真に、きっと出会えることでしょう。
チラシ